六万騎山 ろくまんきやま
六万騎山は新潟県南魚沼市に位置する標高321mの山
六万騎山城跡 ろくまんきやまじょうせき
古くは南北朝時代に築かれたともいわれ、
天文年間は上田長尾氏家臣福島大炊介政為
その後、上杉景勝家臣水沢彦右衛門が在した
天守閣を持たない山城であったそうです。
現在でも頂上付近には曲輪や土塁が見られ、往時の面影を残します。
六万騎山遊歩道 ろくまんきやまゆうほどう
地元麓区・当時の六日町の協力支援を受け、中山間地定住促進事業として遊歩道整備が行われました。
遊歩道整備後、「カタクリ」の群生が多数見られたことで「カタクリの名所」として知られるようになりました。
これまで長年にわたって、麓区住民が維持管理作業にあたってきました。
片栗 カタクリ
早春に可憐なむらさきの花を広げる「カタクリ」当地では「かたっこ」とも呼ばれています。
六万騎山では麓から山頂までカタクリを見ることができます。
山野草 さんやそう
遊歩道ではカタクリの他にもたくさんの山野草を見ることができます。
地蔵尊 じぞうそん
麓交差点・ファミリーマート麓店側の上り口に地蔵堂があります。
子安延命地蔵として知られ近隣はじめ県内、関東方面から参拝に来られる方も多く
地蔵堂横には保育所があり近隣からも大勢の子どもたちが集いました。
写真は上越線開通記念絵葉書で「麓之地蔵尊」となっています。
なお「(弘法大師作)」となっていますが定かではありません。
絵葉書は鉄道省上越北線 浦佐駅-塩沢駅間開通・五日町駅開設に合わせ作成されたもののようで、
1923年(大正12年)11月18日のスタンプがあります。ですので100年以上前のものですね。











